今回は☯️陰陽論☯️についてまとめてみました‼︎
考え方の一つとしてご自身の生活と照らし合わせて読んでいただけると面白いと思います^ ^
「陰陽師」という言葉は耳にしたことがあるかも知れませんね。
陰陽師である安倍晴明を主人公とした小説や映画がありますが、その影響から「占い師」や「スピリチュアル」なイメージを持たれる方も多いと思います。
元々は中国から陰陽論として6世紀頃日本に伝来しました。その後日本で独自に発展したものが陰陽師です。当時の日本では政治にまで影響を及ぼしていたそうです。
今でも東洋医学ではとても重要な考え方として残っています。
昔のお話に聞こえるかも知れませんが、
陰陽論は私たちの生活の中でとても身近なものです。
どういうことかというと、この世の全てのものに「陰」と「陽」がありますよ、ということです🌓
最近よく耳にする「陰キャ」「陽キャ」これも陰陽論が使われていますね。なんとなくその人の性格や特徴をイメージできる言葉ですよね。
他にもいくつか例えをあげてみると
「天」「地」
「明」「暗」
「昼」「夜」
「動」「静」
「白」「黒」
「上」「下」
「男」「女」
まだまだ沢山ありますが省略
これらは対立する言葉ですが、法則がいくつかあります。
✅片方だけでは存在できないこと
陽があたるから陰がある
上があるから下がある
✅それぞれ増えたり減ったりする
一日でみてみると昼は陽が強くなり、反対に陰は弱くなる。真夜中はその逆。
✅極まれば転じる
真夏(夏至)で陽が極まりそこから陰に変わっていき、真冬(冬至)に陰が極まり陽に変わっていく。
✅「陰」の中にも陰陽があり、「陽」の中にも陰陽あり
太極図(☯️)で白の中に黒い丸があり、黒の中に白い丸がありますが、このことを表したものです。
つまり陰はさらに陰陽に分けることができ、陽もまた陰陽に分けることができるということです。
太極ー両儀ー四象ー八卦などが1例です。
少し複雑なお話になってしまいましたが、要するに自然界には「陰」と「陽」があって、人間は常にその影響を受けながら生きているということです。
人の身体には陰陽のバランスを保つ機構が備わっています。夏は自然界の陽気が強くなるため、汗をかいたり冷たいものを摂取して体内の陽気が強くなりすぎないようにしています。逆に冬は自然界の陰気が強くなるため、汗を漏らさないよう毛穴は閉じ、血管も細く内側に入り込み陽気の消耗を最小限にしています。
このバランスが崩れると体調を崩してしまいます。
例えば、
・陰の多い夜中に活動することが多い
・休息(陰)が少なく心身が陽に傾いてしまう
・季節の変わり目、つまり陰陽の変わり目
・夏場(陽)に冷たいものを取りすぎて身体が必要以上に陰に傾いてしまう
・冬場(陰)に厚着をして温め過ぎ汗をかいて陽を消耗してしまう
・強いストレスがかかる(ストレスは気(陽)を消耗する)
などです。
おそらく多くの方が体調を崩した時に思い当たる原因だと思います。
バランスを保つためには、自然界の陰陽の状態に合わせて日常生活を送ることが大切になります。
皆さんも自然界の陰陽や自分の心身の陰陽に意識を向けて生活してみると健康管理が少ししやすくなるかもしれませんね😊
また鍼灸や漢方はまさに陰陽の調整をしてバランスを整えることが得意です。バランスが傾いているなと感じた時はお近くの鍼灸院や漢方薬局に行ってみるのもオススメです🤓
もうすぐクリスマスやお正月などイベントが立て続けにやってきますね🎄🎍⛄️
多忙、睡眠不足、暴飲暴食などバランスを崩す要素が多いです😅
身体を労り体調には気をつけてお過ごしください🙌✨
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