6月は、暦の上では夏至を迎え、陽気が最も盛んになる時期であると同時に、日本では梅雨に入り、湿度が高くジメジメとした「湿邪(しつじゃ)」の影響を受けやすい季節です。
この時期の養生法は、体内の余分な湿気を取り除き、夏に向けて心身のバランスを整えることが重要になります。
「湿邪」対策:余分な水分を排出する
- 食養生:
- おすすめの食材: 体内の湿気を排出する効果のある食材を積極的に摂りましょう。
- 豆類: 小豆、黒豆、そら豆、枝豆など(利尿作用、むくみ解消)
- 瓜類: 冬瓜、きゅうり、スイカ(体の熱を冷まし、利尿作用を促す)
- 香味野菜: しょうが、みょうが、しそ、ネギ(発汗を促し、湿気を飛ばす)
- その他: はとむぎ、とうもろこし、海藻類(利尿作用、デトックス効果)
- 生活習慣:
- 適度な運動: 軽く汗をかく程度の運動(ウォーキング、ストレッチなど)は、体内の水分代謝を促し、湿気を排出するのに役立ちます。ただし、汗をかいた後は体を冷やさないように注意しましょう。
- 入浴: ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、発汗を促し、リラックス効果も期待できます。アロマバス(菖蒲湯なども良いでしょう)もおすすめです。
- 睡眠: 十分な睡眠をとり、体力回復を心がけましょう。寝苦しい場合は、寝具や室温を調整し、快適な睡眠環境を整えます。
- 除湿: 室内は除湿器や換気を活用し、湿度を適切に保ちましょう。布団などもこまめに干すと良いでしょう。
2. その他
- ツボ押し: 体内の水分代謝を促すツボ(例:足三里、陰陵泉など)を刺激するのも良いでしょう。
- 服装: 通気性の良い素材を選び、体を締め付けない服装を心がけましょう。また、汗をかいたらこまめに着替えるようにしましょう。冷房による冷えすぎにも注意が必要です。
まとめ
6月は、湿気対策をしっかりと行い、夏本番に向けて心身の調子を整える大切な時期です。上記の養生法を参考に、ご自身の体調と向き合いながら、快適な毎日をお過ごしください。
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