夏の養生法について
暦上では夏はもう終わり秋に移り変わっていますね。ですが、近年では秋になっても暑い日が続いて気づいたら急に冬になっている、、ということも、、
残暑が続くこれからの時期の養生法についてまとめてみました。
夏は東洋医学の言葉で蕃秀(ばんしゅう)といいます。これは、夏の陽気を受けて植物が枝葉を伸ばして生い茂る様子を表した言葉です。
人間も地球上にいる以上、夏の陽気を影響を受けて生活しています。
この時期に合わせた生活をすることが養生法になります。
《養生法》
・早寝早起き
夏は朝明るくなるのがは早いので、日の光を浴びながら早めに起きて、夜は日が長いからといって夜更かしせず、早めに休むとよいです。
・発汗
陽気が体に入ってくるので、発散が大切です。じんわり汗をかくことで発散になります。発散ができない状態が続くと、熱が体にこもって不調の原因になります。また普段から冷房の効いた部屋で過ごしていて、あまり汗をかかない生活をしていると、皮膚の発汗機能が低下して発汗したくてもうまくできないという状況に陥ってしまいます。普段からじんわり汗をかく程度の運動をしておくとよいです。
・食事
バランスのよい食事をすることはもちろんですが、夏野菜を意識的に摂取するのがおすすめです。夏野菜は適度に体を冷やしてくれるものが多いです。
熱がこもっているなと感じる方は、トマト、きゅうり、なす、豆腐など
発汗がうまくできていないなという方は、ミョウガ、しそなど辛味成分のある食材を食べてみてくださいね。
養生法は日々の生活の中にあります。1週間のうちに1回だけやっても効果は薄いです。夏の不調を感じていいる方は毎日少しづつでよいので養生を意識した生活を心がけてみてくださいね。
それでは皆様ご自愛ください♪
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