冬の養生法について

気温が下がり冬が近づいていると感じる今日この頃ですねー。

東洋医学では冬を「閉蔵(へいぞう)」と言います。
様々なものが扉を閉じてとじこもるという意味からきています。
だんだんと寒さが厳しくなるにつれて自然界の陽気も減少し陰気が大きくなっていきます。
人間もこの自然界の陰陽の盛衰に同調することで体調を維持しています。

この時期に薄着をして体を冷やしてしまったり
体を動かし過ぎて大量に汗をかいてしまうと
体の陽気がさらに失われて不調の原因になってしまいます。
○体を暖かく保ち冷やさない
○必要以上に汗をかかない
○早く寝るよう心がけてお休みの日はゆっくり日が昇るのをまって起きる
○せかせかせず心穏やかに過ごす、これらがこの時期の養生法です。

この時期に無理をすると、冬はなんとか乗り越えられても、陽気が増えてくる春に元気が出てこないといいう状態になってしまいます。
春に向けて営気を養う時期ですね。

体を温めてくれる食材
カブ、ショウガ、長ネギ、舞茸、アジ、ブリ、羊肉、紅茶など

鍋にしたら良さげな食材が多いですね。
冷えが気になる方、毎年冬に体調を崩しやすい方
ぜひ養生法取り入れてみてくださいねー。

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